ファッションとは,,,
いつの時代も様々な形として表現され続けられ現在に至る。
では、今何がファッションでありファッションでないのか?
それは、いかなる著名なジャーナリストであっても、判断や、断言を出来ない物事が無数に存在し現代ではカテゴライズする事は今や困難である事は否めない。
果たしてこれはファッションであるのか?..ないのか?..問う事も愚問なぐらい..
ではアーテイストが自ら世論に出した時点で,artからファッションになり
コマーシャルとなりビジネスが動き、ポピュラー化したと同時にトレンドに発展して行くのだろうか?
そんな想いを抱かされるMARK BORTHWICK のNOT IN FASHON
只まぎれもなく世に出て沢山の人々が目にした瞬間から作家の想いとは別に
勝手に世論がカテゴライズする..そんな風潮は今も昔も変わってはいないのも真実。
自然光に包まれる NOT IN FASHON とは人々の目にどう映るのだろうか?
21世紀のファッションビジュアルの行く末はどう変化して行くのだろうか?
『Mark Borthwick:マーク・ボズウィック』
1966年ロンドン生まれ。
現在はNYを拠点に90年代からコム・デ・ギャルソンやマルタン・マルジェラなどのファッション・フォトやビデオ制作を手掛け、キャット・パワーのジャケット写真の撮影、ヴァネッサ・ブリューノの広告写真、雑誌「ITALIAN VOGUE」「i-D」「Purple Fashion」などでも活躍。
彼独特のナチュラルな作風で知られる、日本でも人気の高いフォトグラファー。
ある時期からファッション写真からわざと距離を置いていたり、アート/ファッションの世界を行き来する多彩な活動を展開している音楽家、映像作家、詩人、コック、様々なアウトプットを持ち、その才気を奮う。
21世紀のファッションを語る上では,新たな可能性を秘めたアーテイストの一人である。
text by HM