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  • Posted on
    2009.08.18
  • posted by kenshin.

COCO CHANEL~コスチュームジュエリーの魅力~







COCO・CHANELいわく
「何カラットの宝石を身に着けるかが問題なのではなく、大切なのは洋服にいかにマッチしたjewelryをつけるかということ。」

「わたしは流行を生み出しているのではない。スタイルを創りだしているのです。」


彼女は誰よりもファッションの事を考えていました。一歩も二歩も先を行く『カリスマ性』。人とは違う感覚の彼女は、傲慢だったとか。それが返ってプラスの方向にやり切ったんだろうと思います。
当時はファインジュエリーが盛んで、とても下流階級の人たちは、ころころと沢山の宝石を付ける事なんて出来ません。
そんな中、第一次世界大戦が終わり、女性の社会進出が進むアメリカで、コスチュームジュエリーの最初の流行が起こりました。そこでコスチュームジュエリーの可能性に気付いた彼女は、フランスに持ち帰りコスチュームジュエリーの素晴らしさを1934年に[COCO・CHANEL]として世に産み出します。
女優や舞台に立っている人が身につけはじめたことから、世界中がコスチュームジュエリーの魅力に取り憑かれました。

そして、洋服やアクセサリーにも彼女の生き様がしっかり刻まれる様な、独特なセンスとアイデアで、誰も思いつかない様な物をつくりだします。
当時は、あのコルセットで宝石がきらきらと輝いてた時代とは裏腹に、とてもスタイリッシュなファッションであり、彼女のセンスはとてもミニマムで洗練されていました。
彼女は、そんなファッション業界を変え、そのことで女性像も変わったのではないかと感じます。そして、アクセサリーにはとても魅力があります。ただ、そのアクセサリーが本物だろうが偽物だろうが関係ないという事と、その人にとって個性を大事にできるということが、コスチュームジュエリーを支持する、お洒落心を持った女性達の強い見方だったのだろうという事です。
等身大の女性としての魅力をスパイスに、アクセサリーもその一つなのだと思います。 COCOの作る物はすべて特別な存在で、波瀾万丈で先鋭的な彼女の生き方自体に魅力があり、その生き方に皆が憧れ、勇気づけられました。

「コスチュームジュエリー」と「COCO・CHANEL」は切っても切れないぐらいの縁なのです。 ガブリエル・シャネルの此れ迄の生涯と、素敵で凛とした言葉やファッションにたいする考えは、日々のお洒落と自分との距離感を考えてゆくうえで、「おんな」として大切なことを教えてくれます。
美しさは女性の「武器」であり、装いは「知恵」であり、謙虚さは「エレガント」であるとココ・シャネルは語っています。彼女は人とは違う魅力=個性を大切に、時代や流行のみに流されず、一貫したスタイルと個性を大切にするブランドなのです。

一人の女性として、一人の人間として、輝き続ける為に。。。


text by N.E

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