まだ現代に電気がない時代..
人々は様々な灯火で生活をしていた...
ロウソク=キャンドルは,数世紀前には生活に欠かせないものであり,それ以上に人々の心を和ませる,力もあったと言う..
そんなキャンドルは,今では,生活にとけ込み、エコロジカルで癒しのツールとしてやファッションやインテリアツールとして今尚、世界中で愛用されている..
ASTIER de VILLATTEの感性とフランスの老舗キャンドルメーカーCire Trudon(シール・トゥルードン)とのコラボレーションによるフレグランスキャンドル。
300年の伝統を受け継いだ製法と厳選された素材による第一級品のキャンドルに、アスティエ・ド・ヴィラットが、イマジネーションを喚起するユニークな香りを与えて出来上がった、匂いのインテリアデコレーション
100%植物由来の成分でアルコールや有害物質をいっさい含まず,すすや煙もでない,伝統的な製法を厳格に守り、職人の勘と技によって,全て手作業で作り出され,丹念に蒸溜されたエッセンシャルオイルをブレンドし
グラスは一つ一つイタリア、ヴィンチ村の職人達による、手吹きガラス陶器.全てがキャンドルの域を超えた,まさに,Cire Trudonこそ現代における至宝のキャンドルと言える.
数世紀前では,皇帝ナポレオンもこよなく愛したこの灯火.
今尚消えずに,現代のファッション業界にも飛び火し、エルメスやデイオール等の,ビックメゾンとコラボレートした、特注のキャンドルも提供している.
数年前、ソフィアコッポラが監督した,映画マリーアントワネット の数々のシーンにこの至宝のキャンドルが登場しているのが記憶に新しい..
1643年創業、世界最古のワックス製造メーカーのブティックCire Trudonはパリ6区の中心、サン シュルピス教会Eglise Saint-Sulpiceの傍らに佇んでいる。当時のろうそく作りの模様を描いた絵、リトグラフや、アンティークの燭台が飾られた店内は、過ぎし世紀のエスプリを彷彿させる。石作りの階段をアーチ型の地下カーブへ下りていくとそこはやわらかな灯りの空間。昔から変らぬキャンドルの光に包まれ、そこに配されている絵画、版画、調度品は、私達を暫し現実から、華麗なバロックの世界へタイムスリップさせてくれる。
数世紀にわたり教会の灯として
Maison de cire Trudonは太陽王ルイ14世即位の時代に、ろうそく作りをはじめた。その後、ヴェルサイユ宮殿にキャンドルを納めるようになり、同時にフランス全土、ほとんどの大聖堂、教会向けのキャンドルを製造するようになった。そして17世紀から今日まで数世紀に亘りたくさんのキャンドルを作ってきたという。パリのサン ロック教会Eglise Saint-Rochなどでは1643年以来今もなおCir Trudonのキャンドルを使い続けているそうだ。
その傍ら,今尚,フランスでは,生活に欠かせないものである..
参照 http://www.ciretrudon.com/
昨今。。
エコな動きが高まる世界中で,ファッション業界もしかり,様々な業界でにも点火し
または100万人のキャンドルナイトと称して,NGO団体や様々なキャンドルを使った活動が今や日本や世界中に広がりつつあります.
今では,アロマキャンドル等,生活の中でも癒しの一つとしてもその役割は無限だい..
人々の心にほんの少し,優しい癒しと温かさを与えてくれる..
何よりも,地球に対して,優しく包み込むような..
そんな希望さえ与えてくれているように..いつまでも,キャンドルの灯火は消えないだろうと...
参照 http://www.candle-night.org/jp/index.html
私たちは100万人のキャンドルナイトを呼びかけます。
2009年の夏至前夜、6月20日~7月7日の夜8時から10時の2時間、
みんなでいっせいにでんきを消しましょう。
ロウソクのひかりで子どもに絵本を読んであげるのもいいでしょう。
しずかに恋人と食事をするのもいいでしょう。
ある人は省エネを、ある人は平和を、
ある人は世界のいろいろな場所で生きる人びとのことを思いながら。
プラグを抜くことは新たな世界の窓をひらくことです。
それは人間の自由と多様性を思いおこすことであり、
文明のもっと大きな可能性を発見する
プロセスであると私たちは考えます。
一人ひとりがそれぞれの考えを胸に、
ただ2時間、でんきを消すことで、
ゆるやかにつながって「くらやみのウェーブ」を
地球上にひろげていきませんか。
2009年、6月21日、夏至の日。よる8時から10時。
100万人のキャンドルナイト。
電気を消してスローな夜を
text by HM