先日、被災地 岩手県大槌町にボランティアで訪れました
現状は想像以上にひどかったです
被災した人はあまり避難所から出ないので
人影はほとんどなくゴーストタウンでした
写真を撮ると
ほとんど廃墟の写真になってしまいました
町には海水の腐った匂いがして(クサヤの匂いが近いかもしれません)
いたる処に遺体の発見箇所を指す赤い旗がはためいていました。
また、瓦礫の中を少し歩くと、泥まみれになった写真やアルバム、手紙などが散乱していました。
大勢のボランティアが来ていましたが、それでも全く手が足りていないようでした。
瓦礫や泥の撤去が町としての優先事項のようで、
写真などの回収にはあまり手が回っていないのがとても気がかりでした。
全体として、被災した人々は避難所にこもり、
外の焼け野原では自衛隊をメインとして、業者やボランティアが作業をしているといった風景でした。
表現としては、前線が数週間前まであった場所、というのがしっくりくるように感じます。
戦争などで空爆を含む激しい戦闘が行われた後、1、2週間が経過した町という感じでしょうか?
被災地でボランティアをして実感したことは
何よりも強い個、そして次にコミュニティの必要性でした。
TEXT AND PHOTO K.A