Art

>> Art : Home

  • Posted on
    2011.05.26
  • posted by kenshin.

TOMI UNGERER の光と闇


















前回同様、アーティストの光と闇の部分が色濃く出た作品に注目して紹介しています
今回は 絵本作家 TOMI UNGERER   1931年11月28日フランス、ストラスブール生まれ。
代々時計職人の由緒正しいお家柄に生まれる。
4歳で父親を亡くし、父親が残した膨大な数の本を愛する読書好きな子どもとして育つ。
第二次世界大戦には苦境を強いられ、モチベーションをなくした彼は、 戦後ヨーロッパをひたすら放浪。
25歳のときにニューヨークへ渡り、1957年に "The Mellops Go Flying" で成功をおさめ、NEW YORK TIMESのイラストレーターとしても活躍する。 児童書 すてきな三にんぐみ」や「へびのクリクター」などの作品で日本でも親しまれており絵本作家として不動の地位を築く。
しかし、児童書の世界とは裏腹に強烈な風刺画やエロスティズムな作品を残す。
その作品のはEROTOSCOPEという画集に編集されている様にフューチャーフェティズムやニヒリズムなど質の高い高い作品になっている。
子供達へのファンタジーを描きながらも、その反面では強烈な大人のファンタジーを描き続けた



TEXT BY KESO

top