独特の構成とユーモアに溢れたキャラクターがところせましと描かれている。その描かれているキャラクターの一つ一つがどれも強烈な個性を放っている。
彼はあるインタビューで、『私は、おかしいものがとても好きです。 私は、笑うのが好きです。私はコメディが好きです。私が絵を描いている間、ただ楽しみたいと思います。私はしたがって、スタジオで絵を描く事が仕事になっていることがとても幸運です。』と語っています。
彼が描くキャラクターの目がとても印象的で引かれる物がある。その目はまるで子どもが何か面白いものを見つけた時に見せる好奇心に満ちあふれたキラキラとした瞳に重なります。一見、描きかけの様なキャラクターも、それは新たな好奇心の発見に続くかのようにどんどんあたらし好奇心がキャンパスに広がっている、とてもエネルギッシュで荒削りで繊細な彼の独特な美意識が見る者の心掴むのではないでしょうか。
Eddie Martinez
1977年アメリカに生まれる。
2009年Interview Magazineにおいて世界トップ15人の若いアーティストの一人に選ばれる。
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