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~WHY AVEDON IS SERVING AVEDON~
リチャードアヴェドンと聞けば、やはりファーストイメージするのは名だたるファッション誌のフォトにクローズアップされるのではないでしょうか? ただ、アヴェドンが最たるレジェンドフォトグラファーとして、なぜここまで名声や地位、長年君臨しつずけたかは、時代の変革期に報道写真(ライフ、ニューヨークタイムス)商業写真、ファッション写真 など各分野を網羅して超一流の仕事をしたからだと一説では言われています。ノンカテゴライズでバランス感覚が研ぎ澄まされた、希少なフォトグラファーだったことは周知の事。そんなレジェンドに撮られる事は被写体としてもステイタスの証。そのため、社会に影響を与えた多くのミュージシャンもまた、アヴェドンにレンズを向けられ、その中でも以外と知られてないが60年代から カバーアートとなっていた事。そのきっかけはジャニス ジョプリンの『Igot dem ol'kosmic blues again mama!』の中のフォトを撮ったのをきっかけにCBSレコードのロックの大物アーテイストのカバーフォトを撮り始めたと言われています。その作風には、アヴェドンの思考やアイデア、その時代の空気感がアーテイストとのシナジーと重なりファッションフォトにない、とてつもないエネルギーとインパクトを残している。また、近年でと言っても10年以上前ぐらいになるのか?現在活動は休止している日本人アーテイスト 宇多田ヒカルもアヴェドンの被写体となって日本では俄かに話題になったのは有名な話。
時にファッションフォトでない切り口で、アヴェドンの歴史を探求してみるのもまた、フレッシュ感があり、違う切り口で想像力をかきたてられます。新たなものを見つけるだけでなく いろんな角度からの視点で様々なことを探求するのは楽しい限り。- 2015.4.11
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